ハーブ体験のススメ・ハーブの手引きハーブの活用

まず、ハーブティーに使える仲間などから試されるといいでしょう。ミントは爽快さ、フルーティーさともに心地よい香りを堪能できるでしょう。
 最初は、指先で触って付く香りを楽しみます。次に手のひら全体、最後に直接葉の香りを楽しむという順番がオススメです。そして、生のハーブ一葉を口にして下さい。意外とさっぱりとおいしいことに気づくのではないでしょうか。その食した感覚が、様々な料理に用いられる裏づけとして伝わるはずです。
 ドライハーブでは、葉を細かくすり潰すようにすると、一気に香りが立ち上り、フレッシュハーブとはまた一味違う新鮮さを楽しめます。あるいはドライにした方が、鮮烈な香りだという方もいるくらい、それほど香りのパワーは強いということなんです。種類を試していくうちに、あなたも大発見に遭遇できるはずです。
食品、日用品、医薬品、などなど。どうぞ、ご家族、お友達、みんなでハーブ体験をして下さい。きっとあなたの謎は深まる?ことでしょう。

ハーブの歴史

人間と草花の関わりは本当に古く、世界の遺跡などから発掘される史料には必ずと言ってよい程、植物に関するものがみられます。古代エジプトには既にハーブの種類や効能などを記したものがあったといいます。また古代ローマでは男女を問わず香草のオイルマッサージを実践していたとか。アロマテラピーの原点といえるものでしょう。中国や日本でも少なからずハーブの効能を取り入れてきた文化・慣習を伺い知る事ができます。
 西洋では、エジプトや中東からの影響を受けたギリシャ・ローマの「ハ−バルメディスン」=(ハーブから成る西洋生薬)が医薬のベースになっているそうです。当然ながら最初は山野で採取するのですが、中世に入って修道院などでハーブガーデンが作られるようになっそうです。
 そこから、花を育て楽しむというガーデニング趣向へと発展したのです。
ハーブ利用が薬効以外のもっと多様な目的へと変化するは自然な結果で、あのエリザベス一世女王はラベンダーのお菓子を好んで食したともいわれます。
 また小さなハーブの花束を魔よけとして持ち歩くといった慣わしもあったそうです。強いハーブの香りが病気を防ぐと考えらていたらしく、防臭効果にも関心があったのかも知れませんね。
次第に一般市民へもハーブの利用法・栽培法などを記した書物が普及。
 近代から現代へハーブは人々の生活に根ざし、その役割を果したと思われます。
ところが十九世紀、現代医学が登場すると、一時ではあったもののハーブは時の表舞台から姿を消したといわれます。再びハーブが脚光を浴びる事になるのは、1960年頃。健康志向の高まりと現代医薬の様々な副作用が報じられる中、国を越え、多くの人達が培って来たハーブの文化に本当の価値を見い出し始めたと思います。
 二十一世紀は自然から再度学ぶ時代として、ハーブや日本にある多くの既知植物たちがその架け橋となるのではと思い、また願うものです・・・。